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アルノルト・ベックリン作「死の島」部分。
一度見たら忘れなれない絵のひとつです。
ベックリン自身は「夢想のための絵」と呼んでいたらしい。
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ベックリンの初期の作品「海辺のヴィラ」部分。
「死の島」につながる印象があります。

ベックリンも特異な個性がある画家です,独特な神話性を感じます。
ロイスダールに近い暗さの浪漫を感じます。

象徴主義と呼ばれる中では,最も正統派な画力がある画家だと思います。




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by nkenji3214 | 2018-12-15 21:21
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バーン・ジョーンズ作「黄金の階段」部分。
似たようでいて,ほんの少しずつ違っている美少女たち,可愛いです。

ラファエル前派では一番好きな画家です,イラストっぽいのがイイ。
実際モリスの本では挿絵を担当していたりするからね。

イイなあ,私の理想とするところの近くにいる画家です。


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by nkenji3214 | 2018-12-14 19:44
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ジェイムズ・ホイッスラー作「青と銀色のノクターン:クレモーン公園の灯」部分。
これと似たような水墨画があったなあと思い探しました。

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伝牧谿筆「平沙落雁図」全図。
初めから牧谿の中だけで探したんですけど,やはりありました,これです。
牧谿,さすがです,最低限の墨で空間を出す能力,水墨画の極致です。
今から700年くらい前の画家です,中国の南宋,日本では鎌倉時代頃かな。

ホイッスラーは東洋趣味だったので,水墨画とか見て,油彩で置き換えたら面白いと考えたんだろう。
でも,こんなの必要だったのかなあって思うけど,まあ器用な人ですね。

ホイッスラーには人物画とかイイ絵がいっぱいあるんだから,牧谿と比べるのも可哀想だけど,こんなのはやめといたほうがよかったね。
まあ,西洋での評価は高いんだけど,こちとらあ東洋人にはそんなこと関係ねえズラ。

ゴッホが浮世絵を油彩で模写しているのと変わらないレベルだし。
ゴッホの方がまだ頑張りが伝わるけどね。




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by nkenji3214 | 2018-12-13 20:07
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ジョン・エヴァレット・ミレー作「オフィーリア」部分。
この部分は画面の隅の水辺の植物,凄い描き込みで素晴らしいです。

ミレーは,11歳で美術学校に入学してから,順風満帆な画家人生を送ったらしい。
ただ結婚して,8人の子沢山になってからは,点数をこなすためにタッチが目立つ画風になったという。

でも,雑になったと言っても,普通の画家よりは丁寧な仕事をしたと思うよ。


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by nkenji3214 | 2018-12-12 20:28
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ギュスターブ・モロー作「ヘロデ王の前で踊るサロメ」部分。
ヘロデもサロメも下半分にいるので,ここでは見えていません。
この上半分のほうが,魅力的ですので構いません。

絵の中に入った視点で切り取るので,こんな絵があったかな,って思いますか。
それが狙いなんで,面白がってくれればいいんです。

モローって背景とか衣装とか装飾品とかが,テーマより重要なんですからね。


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by nkenji3214 | 2018-12-11 21:42
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ポール・セザンヌ作「水差しのある静物」部分。
どう見ても透視図法的には,ずれているのに,全てがピタッと収まっているのがセザンヌの静物画。

セザンヌみたいにカッコイイ静物画って,あるようで無いのが不思議です。
なんとなく似ているのが,プッサンの絵画から感じる空間の緊張感かなあ。
美術館で観ると,他の画家の中で,そこだけ空間の密度が高くなっているから。

セザンヌから影響を受けた人は多いんだろうけど,画風が似ている人はそういなんですね。
たとえば,ベン・ニコルソンとか画面構成だけに追求しているから。


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by nkenji3214 | 2018-12-10 20:23
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クロード・モネ作「積みわら,冬」部分。
モネって描けそうな感じですが,この模写なら描けると思う,描かないけど。

でも,普通に描いたとしたら,この単調さは我慢できる人はきっといない。
背景とかに変な色とか地平線みたいなのとか入れたりするね,きっと。
積みわらに明暗つけたりしたいし,影もこの単純さは無理。

余計なことしないという抑制力がモネの強さなのかなあ。


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by nkenji3214 | 2018-12-08 16:39
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エドガー・ドガ作「舞台裏にて」部分。
パステル画の発色の良さが生かされています。

写真が発明された頃から,画家の資料写真を撮る写真家がいたらしいから,今は写真を利用するのは普通のことです。
そして写真的な視覚というものを取り入れていくことの方が大きいことです。

ドローン的視点というのも,最近はあるのかも知れないね。


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by nkenji3214 | 2018-12-07 22:55
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ラファエル・コラン作「フロレアル」部分。
コランは,明治期の画家たち,黒田清輝,久米桂一郎,和田英作,岡田三郎助がフランス留学したときの師として有名です。

アカデミックでありながら,明るい色彩と柔らかな光が,日本の外光派の元になっています。
でも,この絵は人体と周りの草むらの空間が曖昧になって,ちょっと落ち着かない感じです。

外光派は,そのままの画風を学んできているので,留学はいつ誰に学ぶのかはすごく大切だね。


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by nkenji3214 | 2018-12-06 20:21
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ジャン=レオン・ジェローム作「ピュグマリオンとガラテア」部分。
石の像が膝からお尻にかけて,クラデーション的に生気を帯びて来ています。

ジェロームの描く女性の裸体はギリシャ彫刻のようというのが,そのまま表れています。
このピュグマリオンのように,自分が創作した美が顕現することは美術家の憧れです。

その叶えられない夢に向かって創造していくことが,美術家の生涯かも知れませんね。


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by nkenji3214 | 2018-12-05 23:11

美を学びて、楽を離れず。


by nkenji3214